ToriOS のインストール


ToriOS は CD サイズに収めるため、また使用メモリを少なくするために
OBI One Click Installer という独自のインストーラーを用いています。

そのため、はじめて触れる人には手順がわかりづらいです。

ここでは操作の一例として画像付でインストール手順をご紹介しています。

ToriOS の起動

起動画面。通常はこのままで良いですが、

起動に問題がある場合は Verbose information を

選択すると起動時のログが表示されます。

本当はグラフィック画面があるのですが、

不具合により現在はこの画面になっています。

後にパッケージ更新で改善されるでしょう。


GParted によるパーティションの生成

ToriOS をインストールするパーティション生成を行っていない場合は、GParted を用いて予め生成する必要があります。

この操作はディスクの中身を破壊します。すでに Windows や他の Linux が入っている場合は注意して操作して下さい。

下の手順は VirtualBox などの仮想環境で仮想ディスクが完全に空の場合に行う手順です。

 

デスクトップにあるアイコン Gparted を起動します。

 

こんな感じの画面になります。

 


空のディスクはまず Device - Create Patition Table

選択します。

 

種類は msdos になっています。このままで構いません。

Apply を選んで確定します。

 


unallocated と表示されている項目を 右クリック し、

New を選びます。

File System を linux-swap に変更。

New size はメモリが 1GB なら倍の 2GB で、
2×1024=2048 とします。

 


同様に ext4 パーティションを作成します。

ここは New を選んだ後、そのまま Add で構いません。

 

このような状態になれば良いです。
(ここまではディスクに影響ありません)

Apply を選ぶ事で、この状態がディスクに反映されます。

 


作業中の画面。このまま待ちます。

新規作成時はすぐに終わるでしょう。

すでに他の Linux を入れている場合は

一つ ext4 パーティションを作成すれば良いです。


 

生成できたら、swap パーティションと ToriOS をインストールするパーティション名(sda1 など)は覚えておいて下さい。

これはインストールで使用します。

OBI One Click Install によるインストール

ToriOS ではインストーラーとして OBI One Click Install を採用しています。

英語表示で使い慣れないインストーラーだと思いますが、記載の手順で進めて下さい。

 

OBI One Click Install はブートローダーを MBR にインストールする前提になっています。

GRUB2 を使用している場合は ToriOS が上書きをするので、メニューが変化するだけですが、
Puppy Linux が採用する GRUB4DOS などは GRUB2 に変化してしまう事にご注意下さい。

 

デスクトップにある Install Disk アイコンを起動します。

起動画面がでます。OK を押すか、待つと消えます。

 

「BASIC Installer はデバイス内を上書きします」

という注意書きです。OK を選びます。

 


メインメニュー。上から 2 つ目の Patition drives and install alongside current OS を選びます。

 

少し待つと ToriOS を検出します。 Yes を選びます。


パーティションの選択に移ります。
最初は何も選択されていません。OK を選択します。

 

メニューになるので、一番上 Start Selecting a Root patition を選択します。

 


パーティションの選択。生成していた
ext4 パーティションを選択します。

 

root パーティションが選択したパーティションに
なっている事を確認し、OK を選択します。


再びメニューとなるので、Swap partition - select or change を選択します。

生成していた linux-swap パーティション、

または存在している swap パーティションを選択します。

 


swap パーティションが選択されたパーティションへ

変更されている事を確認し、OK を選択します。

メニュー画面。一番上

Go ahead - Confirm the choice を選択します。

 


インストール前最終確認。パーティションを今一度確認し、

Click this if you are ready to go
チェック を入れて、OK を選択します。

 

インストール中。このまましばらく待ちます。


作成するユーザーのユーザー名を英数で入力します。

このユーザーは sudo で管理者権限を使用できます。

 

ユーザーのパスワードを決め、入力します。


同じパスワード入力画面が再度出てきます。確認です。

もう一度パスワードを入力します。

 

自動ログインするかどうか。Yes で自動ログインとなります。

No はログイン画面が表示されます。

 


タイムゾーンの選択。ABC 順で並んでいます。
日本標準時は Asia を選択し……

 

しばらく下へスクロールしたところにある

Tokyo を選択します。


ここからキーボードの選択。ここでは Generic 105-key (Intl) PC のままで構いません。

 

日本語キーボードの場合、English の項目のみが
表示されている場合は、下にある Other を選択します。

 


しばらく下へスクロールしていき、Japanese を選択します。

一番上 Japanese を選択します。

 


ここでは The default for the keyboard layout のままで構いません。

 

ここでは No compose key のままで構いません。


Ctrl+Alt+BackSpace で CLI 画面にするか?
通常は No で構いません。

 

ロケール(言語)の選択。しばらく下へスクロールし、

ja_JP.UTF-8 UTF-8 のところで スペースキー を押し、

選択した状態にしてから Ok で進めます。

 


標準言語の選択。ja_JP.UTF-8 を選択します。

PAE 対応 CPU の場合、PAE カーネルの使用を確認します。

Yes でインストールします。少し時間を要します。

2 コア以上の CPU の場合、メモリが 4GB 以上の場合は

PAE カーネルを使用するようにして下さい。

 


ToriOS 内のパッケージを最新にするか?

Yes で最新にします。少し待ちます。

 

ブートローダー(GRUB)のインストール先を選択します。

MBR へインストールされます。少し待ちます。

 


インストールログを確認するか? 問題なければ No

生成したユーザーのホームディレクトリに入っています。

インストール完了。ここでは sda などのディスク名で
表示されてますが、問題ありません。

Yes を選択すると、再起動します。

 


Linux Swap について

Linux では実際のメモリで特にに使われていない部分を swap へ移動させます。

 

1GB に満たない環境では swap パーティションを指定するのが良いでしょう。

サイズは実メモリと同じサイズ〜2 倍とされます。

数GB ある環境では使い方にもよりますが、swap パーティションの指定をしなくてもある程度まともに動作するでしょう。

 

インストール・初期設定の動画

運営者がインストール・初期設定を行い、日本語環境として使用できる状態にする動画です。